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メッキ加工の面白さ

自動車産業を担う一員としての、責任とプライド

メッキ加工は、素材に金属(メッキ)を被覆することで、「金属光沢」や「高い耐食性」を付与できる技術のことです。油まみれの鉄素材を洗浄し、ラインでの各工程を経ることで、キラキラと輝く全く別物となって出来上がってくる面白さが魅力です。

万が一、不良が発生した時には、知識によるデータや自分の経験値による勘で原因を探り、それを解決に導いた時には何事にも変え難い達成感があります。

また、当社が扱う製品は自動車部品が多いため、自動車産業という重要な産業のモノづくりに携わっているというプライドを持って仕事をすることがきます。
これは当社だからこそ味わうことができるメッキ加工の醍醐味だと自負しています。

工場見取り図

工場見取り図

トラックでの材料の入荷

朝4時の第一便を皮切りに、その日の加工分の材料が入荷。材料が入荷してから24時間以内に納品するのが山田メッキ工業所の基本ルール。

各ラインへの材料配分

受渡窓口にて、ラインごとに仕分けられた材料をフォークリフトで運ぶ。

入荷材料の仕分けと入荷情報のタブレット入力

入荷した材料を全てタブレットに情報を入力し、指示書を発行。この指示書に基づいてラインごとに仕分けする。

メッキ加工進行者の仕事

入荷材料を確認し、流動順を決めて電動ハンドリフトを使って材料のライン搬入を行う。メッキ完成品は出荷チェックを行い各得意先の集荷場へ搬出する。

ひっかけメッキの掛け作業

メッキ加工をする際に製品を固定、通電、支持する治具「ジグ」をセッティング。

工程管理者の作業/各製造工程の溶液中の薬品濃度・電流値の管理さまざまな種類の薬材を管理し、適正な濃度になるよう管理。電流量の調節も行う。

溶液採取 溶液が適正な濃度になっているか分析をかけるために溶液を採取。


分析作業 分析は機械(不純物分析・濃度分析)と手作業(ビュレットでの分析)を用途に合わせて使用し、必要な分析値を得る。

ひっかけメッキの外し作業

外観を確認しながらシグから外す。完成品は外しながらそのままパッキング。

完成品検査作業

ライン外検査対象製品は検査場で入念にチェックし、問題がなければ出荷する。

完成品の出荷作業

完成品を丁寧にトラックに積み、お客様のもとへ。材料入荷から24時間以内に必ず納品。

部門紹介

保全

機械設備が正常に安定的に稼働するよう管理を行います。
保全管理が適切に実施されていないと、設備に不具合や故障が生じたり、最悪の場合は生産ラインをストップさせる事態を引き起こしかねません。
そうならないために、週に一度のペースで機械を分解しながら全ラインをチェック。健全なライン稼働に努めます。また、必要に応じて、備品などを収納する棚の制作なども行います。

技術

滴定分析や、原子吸光光度計、塩水噴霧機を使用した分析など各種化学分析を行います。
仕事の手順としては、まず分析する溶液を各ラインや現場で採取し、それを実験室に持ち帰って分析。
データを出して、各ラインの工程管理者へ結果を報告します。新たな薬品を使用する場合も、選定の基準に沿っているかどうか慎重に検査します。また、工場排水も適正な数値かどうか、排水処理の分析も行います。

工務

ラインがどれくらいの数の製品を生産しているのか状況を把握し、それに見合った材料の数をチェック。欠品があれば即発注をかけます。工務の仕事の基本は、物の移動の全般と、現場と社内のコネクト。
どのラインがどんな作業を行なっているかを全体的に把握しなければならないので大変ですが、進行者へのフォローや出荷業務の管理など責任も大きい仕事が多いので、やりがいや達成感をより感じることができます。

事務

材料の仕入れや管理、パソコンへの入力作業、伝票の整理、取引先との連絡など事務作業全般を行います。指示書の発行や、遅延が生じた時のお客様への連絡や調整、優先順位の決定などをハンドリングします。お客様との窓口となる部署なので、良い点も悪い点も全てお客様から声を吸収し、従業員たちのフィードバックしていくことも重要な役割の一つです。

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